2011年11月11日金曜日

暗号技術入門-秘密の国のアリス




暗号技術入門-秘密の国のアリス

難しい技術をわかりやすく解説することに定評ある結城浩先生のご著書。
やはり非常に分かりやすかったです。

技術の概要を押さえ、攻撃される場合のこともしっかり分かりやすく書かれている。

基礎固めに最適な本だと思います。


目次
第I部 暗号

第1章 暗号の世界ひとめぐり
第2章 歴史上の記号
  --他人が読めない文章を作る
第3章 対照暗号(共通鍵暗号)
  --1つの鍵で暗号化し、同じ鍵で復号化する
第4章 ブロック暗号のモード
  --ブロック暗号をどのように繰り返すか
第5章 公開鍵暗号
  --公開鍵で暗号化し、プライベート鍵で復号化する
第6章 ハイブリッド暗号システム
  --対称暗号でスピードアップし、公開鍵暗号でセッションの鍵を守る

第II部 認証

第7章 一方向ハッシュ関数
  --メッセージの「指紋」をとる
第8章 メッセージ認証コード
  --メッセージは正しく送られてきたか
第9章 デジタル署名
  --このメッセージを書いたのは誰か
第10章 証明書
  --公開鍵へのデジタル署名

第III部 鍵・乱数・応用技術

第11章 鍵
  --秘密のエッセンス
第12章 乱数
  --予測不可能性の源
第13章 PGP
  --暗号技術を組み合わせる職人芸

第14章 SSL/TLSM
  --セキュアな通信のために
第15章 暗号技術と現代社会
  --不完全なセキュリティの中で生きる私たち

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